ドル円相場は下落基調となった。トランプ政権が4月2日頃に自動車関税を検討するとコメントし、日本も対象となる可能性が高まっている。米小売売上高は約2年ぶりの大幅減少を記録し、市場は9月の利下げを予想している。
ドル円は一目均衡表の雲で反落し、RSIも50で反落。152.35円を割り込めば150.90円を目指す展開となる可能性がある。
本日は日本のGDP発表やFOMCメンバーの講演が予定されている。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD -1.42%
- BTCUSD -0.70%
- USDJPY -0.34%
NY市場マーケットハイライト
- 米小売売上高は約2年ぶりの大きさで減少、米利下げ予想は9月
- トランプ政権は自動車への関税を4月2日ごろとコメント
- 日本も関税対象になる可能性が高い、株式市場にも影響波及か
- 米株式市場は上昇、関税の影響を楽観視か
- ドル円は一目均衡表の雲で反落、転換線が抵抗線として機能
- ドル円はRSIが50で反落、150.90円を割り込むかに注目
- ゴールドは最高値付近で推移、2930ドル付近で小幅に反落
- ユーロドルは安値切り上がりで1.05ドルを目指す、雲の中で推移
- ポンドドルはレンジ高値を突破、1.255ドルを大陽線で突破
- 原油は71.60ドル付近、雲を下抜けするタイミングに注目
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は雲にぶつかって反落している。転換線が抵抗線となって上値を抑えられ、十字線を形成している。トランプ政権の発言に市場は右往左往の状態で、方向感が出にくい。非常に複雑な相場となっている。
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RSIは43付近となっており、50で反落している。戻り売りが強くなったことを示し、50を上回るまでは下目線を維持した
い。152.35円を割り込めば、直近安値である150.90円割れを目指す可能性がある。
今日の経済指標とイベント(2月17日)
- 米祝日(米株式休場)
- 8:50(日本時間)、日本GDP
- 23:30(日本時間)、FOMCメンバー講演
- 翌0:20(日本時間)、FOMCボウマン氏講演