ビットコインは下落、90日移動平均線を割り込む

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2月の相場動向について、以下の主要な展開があった。ビットコインは90日移動平均線を下回り、約3ヶ月続いた上昇トレンドが終息した。RSIは40を示し、安定的な下落傾向にある。注目は9万1000ドルの安値更新となっている。

市場ではトランプ政権による医薬品・自動車への25%関税計画が注目され、不透明感から金価格が2935ドルまで上昇した。米株は最高値を更新したものの上値は重く、ドル円は152円台で推移している。

一方、米ロシア間でウクライナ停戦に向けた会談が行われ、原油価格はOPECプラスの増産延期検討を受けて反発した。

今後は英CPIや米住宅着工件数の発表が予定されている。

前日価格変動TOP3

  • XAUUSD +1.36%
  • EURUSD -0.39%
  • USDJPY +0.33%

NY市場マーケットハイライト

  • トランプ政権は医薬品と自動車への関税で25%を計画
  • ゴールドは大きく上昇、市場は関税政策の不透明感を懸念
  • 安全資産への流れが強まる、3000ドル突破も視野に入る水準
  • ゴールドは2935ドルに上昇、2942ドルの最高値更新に期待
  • 米株価指数は小幅に上昇し最高値更新も大きな勢いなし
  • ドル円は152円台に上昇も10日移動平均線を上回れず
  • 米ロシア高官がウクライナ停戦に向けて会談
  • 原油価格は反発、OPECプラスが増産延期を検討
  • ユーロドルは1.05ドルの抵抗線を上回れず、反落して1.045ドル付近で推移

ビットコインテクニカル分析

ビットコインの日足チャートを分析する。ビットコインは昨年の11月からレンジ相場が継続している。大きなレンジ幅は9万4000ドル~10万9000ドルとなっており、2月は9万ドル台でのさらに狭いレンジ相場を形成している。昨日は下落したが、支持線となっていたフィボナッチリトレースメントの23.6%を終値で割る動きとなった。

【ビットコイン/日足】

90日移動平均線を昨年の10月以来で終値で割っている。約3か月間の上昇トレンドが終わったことを示唆している。RSIは40であり、引き続き安定的な下落を示す。今後の注目ポイントは2月の安値である9万1000ドルの安値更新と考える。

今日の経済指標とイベント(2月19日)

  • 16:00(日本時間)、英CPI
  • 22:30(日本時間)、米住宅着工件数

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