ポンドドルは三役好転、英中銀の利下げ観測後退

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英国の予想以上のCPI上昇を受け、イングランド銀行の利下げ観測が後退。これを背景にポンドドルは「三役陽転」のシグナルを示し、強い上昇基調が見られる。日足チャートではRSIが60付近で推移し、1.2725ドル付近までの上昇可能性を示唆している。

一方、米住宅着工件数の予想以下の数値を受けてドル売りが進行。クロス円では全般的に下落傾向が強まり、円買いの動きが出始めている。

市場ではゴールドが史上最高値を更新し2947ドルを記録。原油価格は米国とウクライナの対立を背景に3日連続で上昇。日本株市場では長期金利上昇を受けて銀行株が堅調に推移している。

前日価格変動TOP3

  • EURJPY -0.57%
  • CADJPY -0.56%
  • GBPJPY -0.51%

NY市場マーケットハイライト

  • 米住宅着工件数が予想以上に減少、為替相場ではドル売りに
  • 米株価指数は上昇も勢いはなし、日経平均株価はレンジ相場
  • 日本株は銀行株が上昇、長期金利上昇が追い風に
  • FOMC議事録ではインフレ鈍化を受けてタカ派維持
  • 日銀委員は企業活動の活発化に伴い、さらにギアシフトすると表現
  • 日銀の追加利下げ観測が高まる、ドル円は下値を試す動き
  • 英CPIは予想以上の上昇、利下げ観測が後退
  • ポンドドルは90日移動平均線が抵抗線として機能、RSIは59で推移
  • クロス円通貨ペアは下落が目立つ、円買いの動きが徐々に出始める
  • ゴールドは市場さ高値を更新し2947ドルに上昇、十字線を形成
  • 原油価格は3日続伸、米ウクライナの対立が浮彫りに

ポンドドルテクニカル分析

ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは遅行線がローソク足を上抜け、転換線が基準線を上抜け、ローソク足が雲を上抜けという3つの条件がそろい「三役好転」シグナルが点灯した。相場の転換の可能性がある強い上昇基調が発生していると考えられる。現在は1.2585ドル付近で推移。

【GBPUSD/日足】

RSIは60付近で推移しており、安定的な上昇を示唆。次の抵抗線である1.2725ドル付近まで上昇する可能性もある。雲上限価格が支持線として機能するかどうかも注目ポイントとなる。

今日の経済指標とイベント(2月20日)

  • 9:30(日本時間)、豪雇用統計
  • 22:30(日本時間)、米失業保険申請件数
  • 22:30(日本時間)、米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  • 深夜0時(日本時間)、米景気先行指数

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