来週は重要な経済指標が多数発表される。注目すべきは3月31日のドイツ消費者物価指数、4月1日の日銀短観と米ISM製造業指数、4月4日の米雇用統計である。
米国は4月3日に相互関税を適用する可能性があり、投資家は混乱状態にある。自動車関税はすでに発表され、関連銘柄は下落している。
市場では、ゴールドが史上最高値の3060ドルを更新し、上昇基調が継続する見込み。一方、ナスダックは200日移動平均線が抵抗線となっており、自動車関税発表の影響もあり、当面は上値が重い展開が予想される。

注目の経済指標とイベント(3/31~4/4)
- 米は日本時間4月3日に相互関税を適用か、投資家は混乱状態
- 自動車関税は先だって発表、自動車関連銘柄は下落
- 米雇用統計に注目、政府職員の削減の影響が出始めるか
相場のファンダメンタル
トランプ政権の自動車関税発表によって、株価が下落している。一方、安全資産であるゴールドは上昇し、史上最高値を更新。リスクオフムードがどんどん大きくなっている。
米GDPは良好だったが、関税によって、かき消された格好だ。
今週のトランプ政権による新たな関税政策、米雇用統計で相場の不安定さは続くだろう。引き続きボラティリティに警戒したい。
テクニカル分析
ゴールド(XAUUSD)
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは史上最高値を更新し、一時的に3060ドルまで上昇。安全資産であるゴールドに資金が流入している。一方、米株式市場からは資金流出となっており、上値が重い。
転換線が意識されており、上昇基調が継続する可能性が極めて高い。RSIは71となっているものの、過熱感があるからといって、下落が強まるとは限らない。一時的な調整にとどまりそうだ。押し目を拾っていくのがいいだろう。

ナスダック(NAS100)
ハイテク株で構成される米主要株価指数の1つであるナスダックは200日移動平均線が抵抗線として機能し、再び転換線を割っている。200日移動平均線は超えられず、このまま直近安値を更新すれば、ダウ理論による下落トレンド発生となる。
自動車関税が発表されたが、4月2日には別の関税も発表される予定。しばらくは上値が重たい展開が継続すると予想される。
