今週(3/17~3/21)は主要国の金融政策発表が相次ぐ。日銀(3/19)、FRB(3/19)、英中銀(3/20)の政策金利はいずれも据え置き予想。米国と欧州間の関税合戦が激化し、トランプ政権の報復関税発表や日本のコメ関税にも注目が集まる。ウクライナ停戦交渉は進展の兆し。
米金融機関は米国成長率見通しを引き下げており、関税合戦による景気悪化とインフレ上昇によるスタグフレーション懸念が高まっている。
S&P500は最高値から10%下落し調整局面へ。200日移動平均線割れはコロナショック以来。RSIは24と強い下落トレンドを示す。ビットコインも高値圏から崩れ、支持線が抵抗線に転換した状況。

- 日銀と米国、イギリスが政策金利発表、全て据え置き予想
- 米国と欧州が関税の掛け合い、トランプ政権は報復関税を発表
- 日本のコメ関税にも注目される、日本と米国も貿易戦争になるか懸念
- ウクライナ停戦に一歩、関税懸念はあるもユーロドルは上昇か
相場のファンダメンタル
米金融機関が相次いで米国の成長率見通しを引き下げており、株価に波及している。関税合戦が激しくなっており、景気見通しも不透明。さらに関税によってインフレ率が上昇する可能性もあり、スタグフレーション懸念もある。
テクニカル分析
S&P500(US500)
S&P500の日足チャートを分析する。S&P500は最高値から10%値下がりし、調整局面になった。200日移動平均線を終値が明確に割り込むのは、2020年3月のコロナショック以来の5年ぶりとなる。また、4週連続安は2022年4月以来。
S&P500はボリンジャーバンドの-2σ線に沿って下落しており、200日移動平均線も割っている。RSIは24となっており、極めて強い下落トレンドとなっている。米国の景気後退が現実味を帯びている。
5490ドルが月足ピボットのS3に該当し、割り込めば、ストップロスを巻き込んでさらに下落する可能性もある。RSIが30を上回るまでは警戒を強めたい局面。

ビットコイン(BTCUSD)
ビットコインの日足チャートを分析する。ビットコインは高値圏での推移が崩れ、90850ドルの支持線を割り込み、支持線が抵抗線になったことが確認できる。現在は10日移動平均線が意識され、フィボナッチリトレースメントの50%(半値)に接近している。80500ドルを割り込めば、7万500ドル付近の61.8%に下落する可能性もある。
